「診察は終わっているのに、カルテがまだ終わらない」。動物病院では、診療後に残るカルテ作成が残業の大きな原因になりがちです。この記事では、今日から試せるカルテ効率化の工夫を7つ紹介します。特別なツールがなくても始められるものから、仕組みで解決する方法までまとめました。

なぜカルテ作成で残業が増えるのか

カルテの残業が増える理由は、多くの場合「診察のたびに、あとでまとめて文章化している」ことにあります。記憶が薄れる前に思い出しながら書くため、1件ずつに時間がかかり、件数が積み重なると診療後の大きな負担になります。ポイントは、書く量そのものを減らすことと、あとでまとめないことです。

残業を減らす7つの工夫

1. よく使う型(テンプレート)を用意する

主訴や処置ごとの定型文を用意し、当てはめて微調整するだけにします。ゼロから書くより大幅に速くなります。

2. その場で要点だけ残す

診察中や直後に、キーワードや数値だけでも記録しておくと、あとで思い出す時間がなくなります。

3. 院内で略語・書き方のルールをそろえる

スタッフごとに書き方がバラバラだと、確認や修正に時間がかかります。最低限の表記ルールを決めておきます。

4. 検査・画像はカルテに直接ひも付ける

あとで探す時間をなくすため、その場で患者カルテに画像や結果をまとめておきます。

5. 次回やることを一緒に書いておく

「次回:血液検査」などを記録しておくと、来院時に迷わず、結果的に診察もカルテもスムーズになります。

6. 定型の説明はテンプレ資料にする

飼い主への説明も、毎回ゼロから作らず、定型資料をベースに個別化すると時短になります。

7. 音声入力・録音で下書きを作る

近年は、診察の会話を録音してAIがカルテの下書きを作る方法もあります。書くのではなく、下書きを確認して直すだけになり、1件あたりの時間を大きく減らせます。

「書く時間」を仕組みで減らす

テンプレートやルールの工夫は今日から効果がありますが、件数が多い病院では限界もあります。より根本的に減らすなら、カルテを「一から書く」前提を変えるのが有効です。

SOAPilot は、診察の会話を録音するだけでAIがSOAPカルテと次回タスクを下書きします。獣医は確認して直すだけになり、診療後に残りがちな記録の時間を減らせます。今の電子カルテを変えずに併用でき、14日間無料で試せます。詳しくは SOAPilotのトップ をご覧ください。

まとめ

カルテの残業を減らす基本は、「書く量を減らす」「あとでまとめない」の2つです。まずはテンプレートとその場記録から始め、件数が多いなら録音での下書きも検討してみてください。あわせて「SOAPカルテの書き方」「電子カルテの便利な使い方」も参考になります。